STAFF DIARY

夏の終わり、虫の音、アンビエント音楽。

2017/08/31

皆様こんにちは。しげです。

皆さんは夏休みエンジョイしましたか?
海ですか?山ですか?川ですか?谷ですか?
素敵な思い出たくさんできたね!

しかしながら、この夏はあまりにも雨ばかり降っていたので
夏好きな俺としては超不完全燃焼です。
加えて室内での作業が多かったためほとんど外にでてないし、
ガッデム不完全燃焼です。

でも出来上がった作品はどれもマーベラスにブリリアントなので
そこは完全燃焼です!

さて、俺には毎年夏のちょっとした楽しみがあります。
それは蝉の音です。

子供のときから蝉の音は大好きで今でも全く飽きることなく楽しめます。

自分が育った二子玉川は今でこそオシャレタウン的な印象ですが、
昔は畑や森が沢山あったのどかな場所で夏休み汗をだらだら流しながら、
友達と虫取りに走り回っていたのがついこの前のように思い出されます。

夏は一番好きな季節で思い入れも強いせいか昔を思い出したり、
少しノスタルジックな気持ちにさせられ
8月の終わりともなると夜には秋の虫が鳴き始め、
それがよりいっそうノスタルジアをかきたてます。

そんなこの季節昼も夜もアンビエント音楽がとっても気持ちよく、
虫の音とともに永遠に聴いていられるかの様な錯覚におちいる、そんな気分。

さて、ここで今の季節にぴったりなグッドミュージックを紹介します!
まずは Boards of Canada の「Music Has the Right to Children」

これは皆さんご存知かなと思うけど、
90年代を代表するアンビエントテクノの名盤の一つです。
ジャケからも漂うヒンヤリ感。
音も超クールでもはや冷房いらず。
アイスなんか食べながら聴いたら凍死するレベルです。

次は Jan Jelinek の「Loop-Finding-Jazz-Records」

Jan Jelinekはベルリンの音楽家で
他にも色々な名前で様々なジャンルの音を作っています。
このアルバムは厳密にはアンビエントのくくりじゃないかもだけど、
それこそ虫の音と共に聴くと最高に気持ちいい。
ミニマル好きにもおすすめなアルバムです。

最後は Miles Davis の 「In A Silent Way」

言わずと知れたジャズの帝王マイルズの1969年のアルバムです。
もはやアンビエント音楽でもなんでもないかもしれないけど、
とにかくこの季節にぴったり!
演奏も音もひたすら気持ちよく、そして終わりがみえない。
終わりのない夏休み、それはまさに人類の夢。
偉大なマイルズは約50年前にその夢を、
音楽でかなえてしまったのではないでしょうか。。。
残り少ない夏をかみしめて過ごします!!!

しげ

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